12/12
_ [本] 自炊はじめました
11/30に出たドキュメントスキャナ [ScanSnap iX500] と、裁断機 [CARL DC-210N (amazon)] を購入して、自炊生活をはじめました。
目的
PCやスマートフォンで本を読むため、というのがたぶん多いと思います。昼食どきなどの隙間時間に積み本を消化できると。でもiPhone5で文庫や新書サイズはまぁ頑張れば読めなくはないのですけれどちょっと小さいですし、A4なんてもう(/-;
私の場合、今のところは「読むため」よりも「捨てるため」に使おうとしています。や、本って捨てるのが勿体無いと思って本棚に貯めこんでしまって、気がついたら本棚が埋まっていて追加で本を買いたくなくなるという(汗)。ちょっと読みづらくなったとしても、電子化されていれば心置きなく本棚を開けられると。
捨てる前にもう一度読み直したくなったりしていて、ペースはのんびりです。まあでも、 [読書メーター (ほっしー)] を埋めつつでもいいかなと思っています。
ScanSnap iX500
プリンターのように紙送り式のスキャナ。毎分25枚、裏表あわせて50ページ読み取れます。フラットベットスキャナだと本1冊なんて気力が持たないと思っても、これなら簡単。気軽に本やマニュアルをどんどん取り込めます。
特にすごいと思ったことが、紙の重なりを超音波やページサイズで検出して知らせてくれること。スキャンし終わったと思ったら途中の大事なページが重なっていて落丁状態でした、みたいな不安がなくなります。もちろん最後にページ数を目で確認するとより安心。
何度か読んでいる本だと汚れがついていてこの紙送りや読み取り結果に影響を与えることもあるようです。また、光沢紙など紙質によっては苦手かもしれません。1冊なかなか機械に取り込まれなくて、掃除をして少し直ったと思ってもまたすぐ止まって、と。この本は後回し。モノクロな本は今のところ安定しています。
ScanSnap iX500は5万円弱します。取り込みたいものが100冊くらいで、電子書籍が用意されている有名所ばかりだとすると、本と電子書籍をセットで買ったほうが早くて安くて綺麗なものが手に入るでしょう。今後手に入れるのが難しくて、でも本棚からは追い出したい、そんなものに対して便利なのかなと思います。
……いや、ほんとに入手困難な同人誌に対しては切り刻めませんと思うあたり、中途半端な人です(汗)。
CARL DC-210N
裁断機は紙を切るためというより、のりしろ部分を切り落としてバラバラにするためのもの、という感じ。のりが残っているとスキャナで1枚ずつ取り込むつもりが2枚重なってエラーになってしまいます。文字が読める範囲で大きめにばっさりカットするのがよさそうです。
この1万円弱の格安裁断機だと、一度で最大で40枚くらいしか切れません。高級品だと100枚以上一気に。でもその差を感じられるのは数百冊単位で取り込む場合かと。大型機に比べると「小さくて使わない時に邪魔にならない」「歯の動く高さが小さく、誤って指を切る心配が少ない」「お財布にやさしい」といった安心感があり、自炊がはじめての人には使いやすいと思います。
定規にカッターナイフを沿わせていたつもりがいつの間にか定規が動いていた、という経験のある人は、A4縦サイズを安定してまっすぐ切れる道具としても。
コロコロと歯を2往復くらい転がすと40枚くらいの紙が切れているというのは楽しくて、癖になりそうです。うっかり手段と目的がひっくり返らないように注意(汗)。
最後に
ミラーサイト管理人のfuzzyさんが [fuzzyのblog] で毎週ブックスキャンのことを書かれていて、自炊したいきっかけの一つになりました。こちらでも毎月くらいでは自炊結果を書けると良いなと思います。
来年中に本棚すっきりを目標に。 ……力尽きませんように(汗)。