04/02
_ [文字入力] 漢字変換をホームポジションで
文字入力ネタは昨日で終わらせるつもりでした。しかし調べているうちにはまってしまい、今回を含めてあと3回ちょっと続きそうです。ゲームその他のお話は積みエントリに。
きっかけ: 右手が動きすぎ
AOUR配列を試しているときに、よく誤入力しています。QWERTYの「K」の位置が「た」で、その上が「か」というのが特に(汗)。この入力ミスをした後には [BackSpace] を何回か押すことに。そうするとホームポジションから指が離れて、復帰が少し大変です。それに漢字変換の頻度が誤入力しないように少し増えて、これまた右手の配置が安定しないことに。なかなか指が覚えてくれないです。うーん。
漢字変換中にカーソルキーを使ったり、[F6]〜[F10]のお世話にもなったりと、日本語入力中にタッチタイプのホームポジションを離れるのはそういうものなのかと思いつつ、何か見落としているかもと調べてみました。
知っている方はきっと普通に使っていることだと思います。
日本語入力中と漢字変換中のキー操作
日本語入力中と漢字変換中に使う、ATOKとMS-IMEの両方に共通するキーを抜き出してみました。どれも [Ctrl] をセットになります。
[Backspace] と改行を別の方法で
特に便利だと感じたのは、中央にある [BackSpace] と、下段にある [Enter] 相当のキー。どちらも打ちやすい場所にあります。そういえば文字を取り消すつもりで ^H と書く事があります。それに vbCr と同じアルファベットの13番目が [M] だと。これって一部のエディタ次第ではなくて Windows の漢字変換一般で使えたと(汗)。
これでうっかり誤入力をしても、すぐに [Ctrl]+[H] で取り消せるようになりました。
この日記を書いている秀丸エディタでは、[Ctrl]+[H] = [BackSpace], [Ctrl]+[I] = [Tab]、[Ctrl]+[M] = [Ctrl]+[J] = [Enter] になっていました。MS-Office では [Ctrl]+[H] は置換だったりと全てのソフトでこのように使えるわけではないですけれども、ソフトによっては重宝します。
カーソル相当を別の方法で
カーソルを移動したり部分的に確定したりするものも、同じくホームポジション上で行えます。
ATOKとMS-IMEで [→]と[Ctrl]+[→] の操作が逆でややこしいと思っていましたが、このホームポジション内で指を動かす所は関係なしです。「いっきにちょうぶんをへんかんして」という文を一気に変換する際に、画像中段のように全ての漢字を正しくしてから確定するか、画像下段のように先頭から一つずつ確定するかの違いくらい。使うキーの数を減らそうとすると、後者の一つずつ確定が良いようです。
[F6]〜[F10] 相当を別の方法で
右手上段に [F6]〜[F9] が並んでいます。[F10] 相当は ATOK と MS-IME で配置が違うためここでは紹介しません。たぶん [F9]→[F8] 連続と同じですから、なくても大丈夫でしょう。
また、[Ctrl]+[6]〜[0] も [F6]〜[F10] 相当になります。
最後に
ATOKのマニュアルに対応表が書いていますけれども、[Ctrl]+[M] どの場所がどの場所か分からなくて今までしっかり読んでいませんでした。ああ、なにか無駄に頑張っていたような。キーボード配列を入れ替えるより、この10個の場所を確実にこなすのが先だったなと思いました(汗)。
全ての日本語入力・漢字変換中の操作がこのように行えるのではなく、とても代表的な物だけです。辞書の切り替えに [End] を使うような ATOK で、[BackSpace] なんてまだ十分押しやすい方だとも。それでも効果は高いです。覚える量も少ないです。お勧めです。