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_ [東方] 弾幕アマノジャクの世界は地蔵で廻っている

[上海アリス幻樂団] の例大祭新作、弾幕アマノジャクをクリアしました。文花帖・ダブルスポイラーのように弾幕ごとに対戦する形式。今回の時期は、東方輝針城5面で印象の強い攻撃を放ってきた天の邪鬼、鬼人正邪。

チュートリアル面から、普通に避けるのは大変な攻撃が飛んできます。それに対してこちらも反則アイテムで凌ぎきろうというもの。たとえばこの画像だと、短時間無敵になるアイテム「ひらり布」を使って、隙間のない弾幕をすり抜けています。これだけでもなんだか強そうですが、弾の密度が高いと、この短い無敵時間では不十分。その場合はきっと他に相性の良いアイテムが使えるはずです。

詳しい紹介は、公式の [弾幕アマノジャクPV] をどうぞ。

メインアイテム

反則アイテムの数々。先に進むと使えるアイテムが増えていき、また同じアイテムを何度も使ってクリアしている武器が強化されます。最大強化したものについての紹介と感想を。

ひらり布

最大2秒無敵に。最大7回使えます。チュートリアルから使える基本アイテムながら 動けないのが辛く、単独では相対的に使いづらい装備になっていきます。

亡霊の送り提灯

11秒間無敵で、ひらり布と違いその間も移動や攻撃できます。使えるのは1回限り。敵の攻撃がダメージを与えるごとにだんだん激しさを増していく、発狂系スペルに対してとても相性が良いです。

身代わり地蔵

最大4回の被弾をなかったことに。敵の攻撃は相性の良い装備を持っていけば無効化できるものもありますが、それが分からなくてもとりあえず地蔵を持っていって気合い避けすればなんとかなってしまいます。なにせ全く避けずにボス前に張り付いているだけで、無敵時間中に半分くらいは削れると(-・; 終盤に手に入る装備だけあって、性能がはっちゃけています。

隙間の折りたたみ傘

画面端から画面端に移動できます。最大7回。自機狙い弾で画面端に追い詰められるときに有効。ただし逆サイドにも弾があるというのもよくある話で、特定の面だけで有効な感じです。

「ああ、画面端が無かったならば」というタイトルが付いている面は分かりやすく有効です。

四尺マジックボム

広範囲の弾消しをするボム。最大4個持てます。やばそうな攻撃が来る前に仕込んでおくと、その攻撃をなかったことにしてしばらく攻撃に集中できます。

ちょっと発動が遅いのは難点でもあり、ボムを仕込んだ後に先に逃げられるというメリットでもあり。

呪いのデコイ人形

人形を置いておくと、ボスが人形の方に向かって弾を撃ちます。最大3個。自機狙い弾や突進系の攻撃の多くが面白いくらい楽になります。対して、自機の位置に関係なく飛んでくる攻撃にはさっぱり効果がありません。

天狗のトイカメラ

文花帖でお馴染みのカメラ。最大7回。範囲は狭いです。

血に餓えた陰陽玉

ボスの近くにワープします。最大7回。全方位の弾幕が迫ってくるときにボス前が空いていると避けるというのが基本。

ワープ先は変更できます。ボス近く近く以外でも弾の密度の低い場所を見つければそこに。便利です。ただ、ボスが動くと移動先もそれにあわせて移動することには注意です。

打ち出の小槌（レプリカ）

強力な殴りを5回できます。ボスにかなり接近しないといけないこと、発動までに時間がかかることで、使い勝手は難しいですが、ボス本体が弾を撃たない場合には狙えるかも知れません。最終日の弾幕でも有効なところがあったり。

サブアイテム

ある程度進むとサブアイテムを装備できるようになります。メインアイテムに比べると一見地味な効果ですが、ちょっとした保険として使えたり、一部メインとのシナジー効果が期待できるものも。

ひらり布

メインアイテムを使い終わった後に2回避けられます。保険。

亡霊の送り提灯

被弾した瞬間にもメインアイテムを使えます。喰らいボム。強そうですけれど、他のサブスキルが強すぎて私はあまり使いませんでした。

身代わり地蔵

メインの地蔵と同じで、ミスを1回無かったことにします。ただし無敵時間は短めです。地蔵以外をメインに装備して、保険として使うのが良い感じです。nickname実績狙いのお供その1。

隙間の折りたたみ傘

画面端を移動できるようになります。3回と多め。メインに強力な装備を付けて、少しだけ画面端の移動もしたいというときに。メインショットがボスと相性が悪くても、この3回で倒してnicknameを狙うこともできます。それはメインショットのクリア回数に含めて良いかどうか疑問ですけれど(-・;

四尺マジックボム

メインアイテム使用時に近くの弾を消せます。メインアイテムに弾消し効果があると一見地味に思えて最初は使っていませんでしたが ……見事に騙されていました。ひらり布のように使用回数が多いアイテムと組み合わせると何度も弾を消せますし、小槌や四尺マジックボムといった発動が遅いアイテムがサブスキルの弾消しがすぐ発動することで、こんなに使い勝手が良くなるなんて。nickname実績狙いのお供その2。

メイン地蔵のようにあまり意味の無い組み合わせもあります。

呪いのデコイ人形

ショットの範囲が広くなります。通常4発出る弾が、倍の8発。全弾を本体にぶつけることはできませんけれど、斜め方向からでもかなりのダメージを与えたり、硬いオプションが厄介な攻撃を潰して回れます。メイン地蔵・サブ人形が鉄板。メイン提灯・サブ人形で発狂押し切りも強力。どのメインショットと組み合わせても嬉しい、万能なサブアイテムです。nickname実績狙いのお供その3。

天狗のトイカメラ

文のように速度が上がります。けれど、アマノジャクで速度が足りなくて負ける攻撃はそんなに数が……。微妙です。

血に餓えた陰陽玉

霊夢のように当たり判定が小さくなります。狭い弾幕の隙間をすり抜けることを期待して、メイン地蔵と組み合わせるのが良い感じ。サブ人形に比べると正面確保が大変です。

打ち出の小槌（レプリカ）

全てのアイテムの効果がup。地蔵の使用回数を1回増やしたり、カメラの範囲が広がったり、提灯の時間が1秒延びたり。そのたった1秒が生死を分けるというのは10-4挑戦者ならきっと分かるのではと。これもかなり強いです。サブ地蔵などの保険が使えないところは難。

実績

Nickname の実績システム。ひらり布で3シーンクリアしたなど、特定のアイテムで一定回数以上クリアすると手に入るものがあります。最初に表示されている実績枠は20回まで。反則アイテムを使って不可能弾幕を切り抜けるゲームのはずなのに、アイテム消費なしという厳しいものも。1-1でも大変。常時発動のサブアイテムは使っても大丈夫で、人形や陰陽玉が使えるのは救いですけれど、それでも突破できる20シーンを探すのは大変です。

シーン右下の大きなマルで、9個のアイテムのどれを使ってクリアしたかが分かります。アイテム消費なしでクリアすると真ん中に緑色の丸が付き、その時に持っていた全ての装備をクリアしたことになります。あとから追加になった装備は別にクリアが必要ですから、アイテム消費なしを狙うなら全て揃ってからがお勧めです。サブアイテムを使えるとより狙いやすいです。

そして、まだ先があります。全シーンを特定のアイテムでクリアしたときの実績、更に全シーンをアイテム消費なしでクリアした時の実績欄が。実績コンプリート達成者もいるそうですけれど、どうなっているの、これ……。

分かる人には分かる日記のタイトルのように地蔵での全取得と、アイテム消費なし40個まで。アイテム消費なしは今のところこんな感じです。避けなくても速攻で押し切れる1-1、チョン避けが有効な2-5、邪魔な太鼓さえ壊せればあとは簡単な5-4などと、難しい避けをしなくてもなんとかなるものもありました。

Day＼Scene	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10
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最後に

クリアに向けて色々な反則アイテムから相性の良いものを探すミニゲーム。でも探さなくても被弾回数を増やせる地蔵が万能すぎてクリアだけならなんとかなってしまうという感じでした。文花帖の金閣寺のような絶望感は無かったかな、と。

そこで、クリア後もnickname埋めして楽しんでいます、と。どこを区切りにしましょうかと。頑張ればできるかもしれない提灯全取得を狙ってみるとか……。