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ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


03/30

_ [同人ゲーム] 東方カードモンスターズ 第二回苺大会予選終了と決勝見どころ

[ニコニコ動画 同人サークル苺坊主公式コミュニティ] で、第二回苺大会が開催中です。予選の全試合放送が終わって、3/30, 31 たぶん夜7時ごろに各部門4名での決勝トーナメントが始まります。

部門主人公LvモンスターMaxLv 合計Lvレアバッジ大バッジ中バッジ試合時間参加者予選日予選放送枠
綾波級リーグ Lv3030×6体150各種1禁止各種5393/261, 2, 3, 4
綾波級リーグ Lv5050×6体250363/275, 6, 7
綾波級リーグ Lv7474×4体, 99×2体400363/288, 9, 10
長門級リーグ Lv7474×4体, 99×2体400各種1各種5無制限333/2611, 12, 13
長門級リーグ Lv9999×6体495323/2914, 15, 16
無差別級リーグ200無制限×6体無制限無制限無制限長すぎ113/2917, 18

決勝前に各リーグの予選の感じや決勝の見どころを。

綾波級・レベル30の部

[Togetter 第2回苺大会まとめ] をどうぞ。

この部門はモンスターが弱く、モンスター6体使い切ってマスターが最後まで残ることが多いです。その分長期戦気味に。前回硬すぎて上位陣が全員使っていたウィル・オー・ウィスプはいなくなりましたが、それでも長いです。活躍が目立つモンスターはこのあたり。

  • 状態異常役: 「エリートマインドフレイア」「セイレーン」など。モンスター・マスターとも抵抗が低く、他の部門に比べて活躍します
  • 精霊: 「シルフ」「ヴォイド」など。魔法耐性とランド場にあったときの自然回復が効果的です。特に雷場で毎ターン自然回復80するシルフは、Lv30の部ではなかなか倒せません。
  • ドラゴン: 「ブロントサウルス」。抵抗が高くブレス持ち。

各マスターのデッキ構築方法が様々で、見ていて面白いです。

予選の中でのベストバトルはきっと4枠目8:30からの守谷葵vsマーノ・ブランシュ。最後までどうなるか分かりませんでした。

綾波級・レベル50の部

モンスターの火力が上がり、マスターが先に落ちやすくなるリーグ。いつの間にか勝負が付きますから目が離せません。活躍していたモンスターはこちら。

  • 魔法の壁役・火力役: 「リゼントメント」。全魔法★耐性持ちで、魔法で攻めるデッキに対しての壁効果は抜群。ただし物理や状態異常に弱いという弱点も。
  • 物理ぶちかまし役: 「ロコモドラゴン」「ドミニオン」。リゼントメントキラーとして。ロコモはワンダリングで14枠が手に入りやすいこともたぶん人気の理由。
  • シールド役: 「ランドタートル」「スペルタンソルジャー」「毛玉」。ぶちかましに耐えられます。白毛玉は最弱の敵なのにLv99杯でもシールド役として出す人がいるほど。問題は、発動が運なところ……。
  • 回復役: 「ユニコーンレジェンド」「ドミニオン」。ユニコーンレジェンドは壁として、ドミニオンは攻撃もできる万能担当。
  • 属性魔法役: 「シルフプリンセス」「アンダインクイーン」「クリスタルワイバーン」など。シルフプリンセスの雷属性は、諏訪子+水系デッキのキラーとして目立っていました。リゼントメントとの相性は最悪。
  • 状態異常役: なぞなぞ・毒・即死など、Lv50でも十分危険。
  • その他攻撃役: 「デスビホルダー」。

綾波級・レベル74の部

更に火力が上がってマスターが事故死しやすくなり、6体全部出てくるほうが少ないリーグ。レベル制限なしの2体を誰にするかがマスターの腕の見せ所です。たとえば、

  • エルダードラゴン: 全部HP依存のブレスで、物理属性防御無視のドラゴンブレスを全力で打てれば勝利がかなり近く。しかし疾風1つ付けた程度では先攻できず、力を出し切れないこと多数。HPが減って置物化したエルダーは全く役に立ちません……。下手するとドラゴンの方が良いくらい。
  • デミウルゴスNEO: 6つある攻撃の5つは強力な属性攻撃で、素早さも高く、エルダードラゴンを速攻できる。しかし残り1つのコントロール・ランドが、体感的には4割くらいの出現率で、仕事せずに落ちていく人の筆頭に。大会運ゲー化の主犯。下手するとNEO化しない方が良いくらい。
  • 異界からの侵略者: 素早く、ドラゴンキラーになる闇全体攻撃持ち。ロイヤルデュークと一緒に闇全体攻撃すれば、マリサマデュラのような壁がいても速攻で後ろのマスターを落とせることも。
  • ヴィジャヤ: ダークヒールでの回復と、強力な雷全体攻撃のエメラルド・スプラッシュ持ち。雷耐性が低いのは玉に瑕で、両方に両方にヴィジャヤが出るとどちらが先に撃つかの運ゲー化。

壁役としての「マリサマデュラ」「アンビバレンツ」は今回も硬いですが、Lv74の部ではここで耐えてもマスターが先に落とされると意味がなく。どちらが先行するかというわりと運要素に左右される感じです。

でもやっぱり、決勝に勝ち残っている方はよく見かける名前なのでして。流石です。

長門級リーグ Lv74

Lv制限はそのまま。けれど装備できるバッジが1ランク上がるだけでかなり別な感覚です。たとえば、

  • 大バッジで耐性を2ランク上げられると、弱点が怖くて使えなかったモンスターも安心して出せます。特に耐性が極端な「ジャイアントキンザム」が。
  • 大バッジ5連結で大幅に攻撃などの性能を上げられる。「ヴィジャヤ」が更に使えように。

モンスターは強化できてもマスターの耐久性は変わらずです。むしろ大剛力5連結や大魔力5連結な攻撃を喰らって即死っぷりがよりひどいことに。

長門級・レベル99の部

モンスターの強さはLv74の部から少し上がります。でも2体は綾波級リーグ Lv74から出せたわけで、そんなに大きな違いではありません。

それよりも違いは、マスターのHPが増えたこと。1ターン目でドラゴンブレスを喰らうなどの不幸があってもまだ勝負は終わっていません。リーグAを勝ち抜けたKiRiKaさんが、まさにそんな感じです。

ターン数が多ければ立て直せるということで、壁役のマリサマデュラは74杯以上に活躍していました。

また、マスターを誰にするかも勝敗の分かれ道。よく見かけたのはこちら。

  • 諏訪子: 回復持ち。困ったらとりあえず入れておくと安心です。水属性攻撃持ちでランドを傾けるのは50杯までとくに重宝。
  • さとり: 魔法反射持ち。74杯以降では全体魔法でマスターが先に落とされることが多く、これを防いで更に相手にダメージを与えられるのは強力です。
  • 魔理沙: 99杯になると戦況に影響を与える火力になります。バッシュはHPが1でも残っていると次ターンで不動が飛んできて大変なことになるわけで、ダメージ追加は大事。
  • マスターめろん: 成長で防御力が上がると、なかなか落ちません。Lv200で成長を使われると試合時間が大変なことに。

このリーグでのベストバトルは15枠9:00 はちのいちvs音羽かと。12体のモンスターが落ちても勝負はまだ続く。

無差別級・マスターめろんちゃんの部

レアバッジ・大バッジ数に制限なし。何周してバッジを何個集めたかがそのまま戦力に繋がる、準備時間的に危険な部。もちろん他も穴の多いモンスターを集めるのは大変ですけれど、無差別級だと15周とか30周とか怖い話が……。この時間的な難しさと、メロンブックスに言ってポスターを探すという物理的な難しさもあって、参加者は少ないです。

バランスの良いマーノ・ブランシュさんとキリーキンザムさん、バッシュ6体のせるふぃむさん、エルダードラゴン6体の水草さん、どういう試合になるのか楽しみです。

最後に&次に

2/5の第一回苺大会の感想日記 に書いたことを。

面白かったです。贅沢を言えば、予選第一試合からゆっくり見たかったと思いました。参加者がこれだけいると見きれないというのは分かっていても、きっと面白いデッキとか事故で落とされた強デッキが埋もれているのだろうな、と。

今回は予選全試合放送です。運営が前回より大変になると思うのに、苺坊主に感謝です。進出者の勝ちあがり方を見ていたら、決勝トーナメントがより楽しみになるというものです。

続きの決勝とエキシビジョン感想はエイプリルフール後くらい予定です。