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hossy online - といぼっくす

ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


07/11

_ [音楽] JOYSOUND f1の採点を試してみた

[JOYSOUND f1] というカラオケ新機種が先月から稼働し始めました。うちの近くでは2年前稼働開始のLIVEDAMでも未だにレアものなのですが、ちょっと遠出すると置いているお店があると聞いて、2時間ほど試してきました。

動画の性能が上がったり、ギターを繋いだりといった色々な新機能があるようです。でもそれらは触れず、前機種のCROSSOからお世話になっていた分析採点・全国採点ONLINEの違いについて簡単に気付いたところを書いてみます。DAMとの違いも。

全国採点ONLINE

採点基準が分析採点Ⅲ基準に変わっているようです。同じ歌い方で全然違うスコアになったもので(汗。

JOYSOUNDは、HyperJoyWAVE, CROSSO, f1とどれも採点基準が違うのにランキング順位としては混ざっているのが面白いです。曲と機種の相性もあるのですが、まぁきっと巧い方にとっては弘法筆を選ばず。DAMがずっと精密採点1の採点方式を引きずっているのと好対照。

3000位以下でもランキングの上昇が分かるのも良い感じ。CROSSOで人気曲を選ぶと、最後まで圏外でさっぱり自分の位置が分かりませんでしたから。千本桜とか人気曲はすぐにこうなるわけですよ。

他にも、演出が全体的に良くなったと思います。

スコアについては、今までよりも序盤の伸びが下がって、終盤の追い込みが大事な感じでしょうか。いままでの一番難しいラスサビ前に曲を打ちきった方がスコアが出るというのに比べるとたぶん良くなったのかと…… 代わりに、現在のスコアだと最後にどのあたりまで伸びそうなのかという感覚を掴むまでには少し経験を積む必要がありそうです。

分析採点Ⅲ 歌の途中

映像と一緒にピアノロールが表示されるようになりました。分析Ⅱは音程を確認したいときには映像無しになって、かなり残念な感じでした。分析Ⅱで映像ありのピアノロールなしも選べましたけれどそれはあまり嬉しくないのでは、という(-・; これで全国採点に挑戦しないときは気軽にモード切り替えできます。

この表示のように3行でぎりぎり音程が見える感じ。初音ミクの消失のように歌詞が多くて4行になると隠れます。右上の分析採点Ⅲのロゴいらないから場所を動かしても、とも。まあたぶんそんな激しい曲は少ないですし、そんな曲で音程を確認する余裕なんて。

ビブラート表示がCROSSOより少し早くなりました。でもLIVEDAMよりはまだ少し遅れているかも。

音程表示がとても細かいのは相変わらず。こういう折れ線の方がDAMの矩形波みたいな表示よりも分かりやすいと思います。そして、正確な音程のときにバーの中心に乗るようになったのが地味に嬉しいです。CROSSOでは正確な音程の時にバーの下端に揃っていたはず。

最初に曲の長さが表示されるようになり、間奏後に歌うフレーズを逃したという事故が減ったと思います。たぶん。でもLIVEDAMの全体を123456に分けていまどのあたりを歌っているかが表示される方が親切な感じ。そして、最高音・最低音がピアノロールとDAM同様に結果画面に表示して欲しかったと思います。音感がないもので(汗。

デュエット曲など音程の上下が激しいときに、ピアノロールの表示位置が上下に動き回ってさっぱり音程の参考にならないのは、分析採点Ⅱから変わりません。DAMだと上下スクロールしない代わりに一瞬で一画面が通り過ぎて、どちらの方が分かりやすいかというとたぶんどちらも分かりません(-・;

声が小さいと音程表示しません。どうも採点にも使われていないようです。

分析採点Ⅲ 結果画面

最後に総合得点と、音程・テクニック・熱唱度・安定感・リズムの5項目でどれくらいうまく歌えたかが表示されます。CROSSOよりも分かりやすくなったと思います。

……えーとインビジブルはこのエントリを書いている時点でCROSSOでは91点-91位/1525人という程度のはずなのですが、f1だとなにこのひどい結果(-・; 最低点がCROSSOと同じ68点だとすると、もう全くもって歌えていませんよと言われているかのような(/-;

他も高音系が酷い感じに。音程表示されていないことから、高音を小さな声で出すのはf1ではダメなのかも。最高音hiEくらいの歌いやすい曲を力強く歌い続けるとわりと良い感じでした。

とりあえずラルクのSTAY AWAYでCROSSOでは見たことのなかった高点数が出ることを確認。以前は左隣のdrizzly rainでした。けれどそれでも、音程以外の4つの値が広がる気がしません。

音程の正解率は高く表示されがちです。正解と判定される幅がたぶんバーと一致している=半音分あるのと、無音部分は対象外となっているのかと。その代わりテクニックや安定感あたりが減点要素になるのかもしれません。DAMの半音の半音まで判定するらしい精密採点DXでは音程90%を取ったこともありません(-・;

分析採点Ⅲ 総合得点狙い

曲名総合得点音程テクニック熱唱度安定性リズム
ルカルカ★ナイトフィーバー93.010 95.077 53.000 40.150 10.440 46.480
drizzly rain92.018 98.520 57.400 42.110 47.550 46.220

最初この得点を見て頭を抱えました。リズムがルカルカの方が少しマシな以外何も良いところがないのに、総合得点では上回っているのはどういうことかと……。

なにか違いを探したところ、得点推移グラフを見て少しだけ納得。上のルカルカは途中からずっと安定していて、下のdrizzlyは終盤で一度がくっと落ちていました。これ、音ゲーみたいに終盤で落ちると途中が良くてもひどい結果になったりしませんか?(汗

データ数が少なくて自信ないですけれども、95点くらいを目指すなら、苦手な場所をなくして最後まで安定して歌いきるだけで十分なのかも知れません。総合得点の推移グラフでここ間違えたというところは見直せるわけで、その場所の音程を覚え間違えていたり疲れて声量不足になったり10分前コールがかかったりを回避すればと。

それ以上を目指すと普通に音程やその他を伸ばしていかないといけないと思います。グラフ表示対象だとまさか無関係ではないでしょうし(-・; 安定性50に一度も届かなかった人にはどうしようもなさそうです。はぁ。

そして、この採点基準だとするとインビジブルが泣きたい点数だったのも納得。喉の調子が絶好調でないとhihiBは無理だと思ってオク下に切り替えたときに、音程判定がうまく切り替わらず閉店状態だったのかも。そういえば途中でオクターブを変えるのは分析採点Ⅲではどうなのでしょう??

最後に

全国採点でランカーになれるような音感や発声は持ち合わせていなくて、音程通り歌えているかの練習のつもりでの採点でしたから、私はこれくらい分かれば十分です。頑張る方はもっと詳しく分析してください、という感じで。レアものでなくなればもう少し調べてみたいとも思いますけれど。

プレミアム会員になると分析採点の結果を多数保存して、家で聴き直したり正しい音程を確認したりできるようです。しかし歌うのがボカロ・東方中心だとたいていの曲が保存対象外でさっぱり役立たないのでした。残念。

しかしなんというか、こういう数字を見るとなんでも計算方法を見つけたくなるのは病気なのかも(汗。

そういえばルカルカダンスを覚えるの、すっかり力尽きています。[DanceEvolution ARCADE] に最近入ったこともあり、挑戦再開しましょうか……。