07/09
_ [商用ゲーム] ひぐらし祭はじめました
Ever17も終わったところで、もう一つ積んでいたノベルゲーム、[ひぐらしのなく頃に祭] をはじめました。
PS2移植の話が出た頃に、絵柄がかわり過ぎとか最終シナリオが違うとかで賛否両論... どちらかというと否の方をよく聞いた気がするのはきっと同人コミュニティー色が強いから(-・; でも最終シナリオや夏美さんが気になっていて、いつかは試したかったところです。今月末の [シークレットゲーム] までに PS2 を復活させるという目的も無事果たせそうな。
ところで、こういう以前の作品で評価がある程度定まっているのを取り上げるのがうちの最近のやり方(-・; 作品の面白さはどれだけ同じ時期に話が合う方にもかなりよると思って、それだとリリース直後というきっかけのある時期の方が楽しめるはず。イノベーターやオピニオンリーダーとして一緒に盛り上げていくのも楽しい。でも、どうせ進めるのが遅いしと思って、ゆっくり安心して楽しめる安全パイに ...なんだかなぁ(-・;
そんなわけで、完結していない絆はいまのところスルーです。
_ [ビジネス書] 反社会学講座
これはひどいネタ本だ(-・;
- ボリューム: 文庫 381ページ
- 読んだ時間: 100分程度
- 感想の時間: 40分程度
社会で起こっているなんとなく言われている現象の因果関係を論理的に扱う学問、社会学。最近の子供はキレやすいとか、学力が低下しているとか。それに対して、それって本当? と問いかけている本。データが示されていると信じてしまいがちなことでも、もう一歩データを探してくると全然違う結論が導けてしまうこともある。というか意図的に不真面目な結論に導いていてんなわけねーと読者にツッコミを入れさせることが目的になっているような本。そして、結論以上にふざけたまとめ付き。それまとめじゃないですって! そんな短編事例が20編。
もとは2004年に発売されたB4サイズの本で、2007年に文庫化されています。その際に3年目の補講という形で補足がいろいろとつけられています。[スタンダード 反社会学講座] で半分くらい内容が読めるようです。
社会学の手法でもって社会学を小馬鹿にしているという意味では反社会学だけれど、こんな所にも適用できるという意味では社会学の教科書なのでしょう... 論理展開は正しいように思える分だけ、何を信じて良いのか分からなくなります(-・;
まぁきっと、この本が言いたいことはきっと「形式的な論理だけではNG」で、「自分で周辺情報と照らし合わせて考える」という事なのでしょう。自力で考えて、これはここが欠けているから怪しいと思えるのがきっと大事なこと。人様の判断をそのまま鵜呑みにしてできないと
でも、それだけの力を持っている人は少ないし(実際、論理思考の講義を受けてみたところ、自分含む大抵の人はボロボロという事が分かってみたと /-; )、力があっても非得意分野だとするとどこが疑える箇所かが分からないかも。そうすると次の方法として「誰が話した事かを意識する」事が良いのかなと。「誰が」というソースがあれば、その人の周辺情報も追加されるから情報の信憑性が変わってくる。たとえば、この本の著者のパオロ・マッツァリーノ氏だったら何を言ってもどうせネタだろうからと冷めた目で見るとか(ぉ。
...って、嘘つき常連じゃないのさこの日記(-・; なんだか自爆している気がしてきたからと、このあたりで感想を終えてみます。
あ、誰がを意識した方が良いかもというのはあくまで明確な個人とか組織とかが発信する場合であって、集合知を信じてはいけないという意味ではないです、と一応。