11/06
_ [ひとりごと] Windows8 見た目的ファーストインプレッション
日曜日に、サブのノートPCにWindows8を入れてみました。20GBの容量がなかなか作れず、Adobe CS6の使わないものをアンインストール……。少し昔の小さなSSDだとうーん。
ちょっと触ってみた感じでの感想を。慣れると変わるかもしれません。
Win8のキャプチャーをうっかり低圧縮JPEGで撮ってしまってちょっと見た目が汚いですがそこは差し引いてください(汗)。
デスクトップのフォント
最初に気になったのがこちら。左がWin7+IE9, 右がWin8+IE10。
Windows7のフォントはメニューがメイリオ、リボンがMeiryo UIでした。Windows8はメニューもリボン側にあわせてMeiryo UIになっています。
リボンの文字密度だとこの縦長フォントでも読めますし、文字幅が広がるとボタン配置数が減るというのもあって普通のメイリオより良いと思うのですけれど、メニュー全部これって読みづらくありませんか?(汗) メニューとリボンに一体感が出る利点はあっても、読みやすさにはあまり繋がらないような。日本語の多くのフォントは方眼紙に書けるような正方形を基準に作られているはずでして違和感があります。そのうちWindowsはそういうものと割り切れるのでしょうか……。
Windows8のUIって、もともとMetroと言われていたように地下鉄の分かりやすい標識をイメージしているそうです。なら、そこに使われるのは読みやすいユニバーサルフォントなのではと。
IE10の標準フォントはこれまで通りでした。メニューだけの話です。たぶん。
デスクトップのウィンドウ
不透明単色べた塗りはシンプルすぎると思いつつも確かに見やすいです。Aero Glassのように後ろ側が見えないのは少し分かりにくいですが無くても大丈夫で、なにせXPの頃はそうだったと。
……あれ? Vistaで後ろ側が見えるメリットをあれだけ強調していたのって(-・;
画像処理ソフトでいうと、WindowsXPまではWindows全体で1枚のデスクトップ画像レイヤーだけ持っていてちょっと1つのウィンドウを動かす度にそこを描き直していたのが、Vistaでダイアログごとにレイヤーを分けてそれぞれを組み合わせた画像処理がとても速くなる仕組みに変わって、それをユーザーにアピールするためにはAero GlassなりAero Flip 3Dみたいな派手な機能が欲しくて入れて、でももうそういう役目は終えて本当に使い勝手の良さから必要かどうかを見直す頃だったのだろうなと思いました。
デスクトップのタスクバー
上がWin7, 下がWin8。
Win8でもタスクバーは半透明です。しかしWin7のようなきついぼかしは入っていません。背景画像がくっきり、裏側の文字もそれなりに読めます。読めますと言うことは、重なり方によってはアプリケーションアイコンが見づらくなります(汗)。
スタート画面・チャーム
意外とデスクトップアプリでも使いやすいのかなと。タッチパネルで使いやすい作りで、フリック無しでマウスだけだとちょっと面倒ですが、配置を変更したりキーボードショートカットを変更したり。今回タッチパネル無しなPCで快適に使うためにはWindowsキーが欲しいです。うちのメインPC、WindowsキーのないRealforce 106を使っていまして、このままではあまり移行する気になれません。
スタート画面のグリッドレイアウトや、意外と選択肢の少ない色の設定、フォントを選べないことなど、今までのWindowsに比べると自由度が下がっている感じです。しかしそれはマイナス方向でなくて、「お手軽かつ、誰が設定してもなかなかハズレにならない」ところを徹底したのかなと。Windows7のデスクトップにアイコンがごちゃごちゃ並んでいて結局そこから選べないし、並び替えるの面倒、なんて経験をしている人からしますと(/-;
複雑になったものをシンプルにしようとするために、Win95〜Win7のデスクトップアプリのお約束を色々ここで変えてしまったわけでして、しばらくはタッチパネル以外では MS-Office2007 みたいな受け取られ方をしそうな気がしないでもなく(-・;
最後にまたフォント
Windows8ってデザインにおける文字組みの重みが増したOSで、英語版の画面を見ていると綺麗だなと思っても、他の言語もMeiryo UI含めてどんな感じなのだろうと思いました。
たとえばXPのスタートボタン、英語はタスクバーと同じ高さですけれど、日本語は高さが揃っていなくて下側に余白がありました。サービスパックで直らないかと思っていたらずっとそのまま(-・; Vista, 7ではスタートボタンが絵になって、これなら言語ごとの見栄え調整は要らなくて良い感じだと。と思ったらWin8はなんとも文字色な。
多国語対応の文字設定って難しいと思います。アルファベットはシンプルな形だから8ptで良くても漢字は9ptはないと潰れてしまうとか、そのぶん横幅が短くなりがちとか。同じくらいのスペースに同じだけの情報量を入れるためにどうしているのかなと。映画の字幕を作るみたいに文字数縛りのある翻訳になっているのかもとか。
一番調整されているのは今回も英語版のはずで、それを使えばWindows8の感想も変わるかも ……それには英語力がが(/-;