03/04
_ [商用ゲーム] 3D ギアキューブ
近くのおもちゃ屋さんに、3D ギアキューブが入りました。ルービックキューブ系のパズルが好きな人としてはこれはスルーできないと、周りから1週間くらい遅れて? 手に入れました。
はじめの状態
一見、普通の3×3×3のルービックキューブです。見た目の特徴は、それぞれのブロックの境目がまっすぐではなく歯車というところです。
見た目よりも大きな違いは、可動場所。真ん中の列は単独では動かせず、外側の列を動かすと一緒についてきます。
それでは、手前のピンク色の所を持って、右側に回していった画像を。
90°回転
手前を90°回転すると、真ん中の列はその半分、45°だけ動きます。
この状態では、他の方向に回そうとしても引っかかってしまいます。
180°回転
ここまで回すと、他の2方向にも回るようになります。少し中央の列の辺の部分が中途半端な場所になってしまっていますが、それは引っかかりません。
このように、3D ギアキューブは90°単位でなく180°単位で動かしていきます。
180°単位で動かすなら角部分の配置はわりと素直。実は見た目だけで2×2×2のキューブよりずっと簡単? と、最初は思いました。しかし、
1回転
1周回したのに真ん中の列もその辺も全然戻っていません。あれ?
1.5回転
辺の角度がようやく揃いました。それでも元の形からはかなり離れています。
3回転
これで真ん中の列だけ180°回った状態になって、
6回転
ようやく元に戻りました。
1周回しても元の形に戻らない、というのは新鮮でした。
実際の問題
縦横高さ方向全てに回していると、このようにぐちゃぐちゃになります。
難易度
動きが派手で、一見難しく感じます。とは言っても180°単位で動かすことがかなり大きな制約になっています。仕組みが分かってしまうととても簡単です。2×2×2のキューブと同じくらいか、スクランブルキューブより少し難しいくらいではないかと。慣れると簡単に1分を切れるようになります。
反転ネタバレ: 奥の面を固定したとき、"手前の面の回転量: 中央の面の回転量 : 中央の辺の回転量 = 6 : 3 : -10"。だから元の状態に戻すのに、6回転が必要です。そして辺の部分の逆方向回転はあまり考えなくても良いです。なにせ1方向にぐるぐる回していれば勝手に揃うわけでして。回転は完全に無視して、辺の位置関係だけあわせることを意識します。
30秒を切ろうとすると、効率的なパターンの記憶が大変そうです。
最後に
楽しいキューブでした。それにしても、こういうパズルを考える方の頭の中はどうなっているのでしょうか(汗)。