08/08
_ [商用ゲーム] Fate/EXTRA シナリオまわりの感想
えーと、この設定ならもっと活かせるんじゃないの? という、Fate らしさを楽しめながらも少し物足りない感じがする感想です。思いついた順に色々と。
128人での聖杯戦争
トーナメント戦で、1週間で1戦。7週勝ち残れば頂点に。丁度7種類のクラス全てと戦えるようになっています。
物語が進むにつれて、徐々に舞台内の人が減っていきます。最後の方になるとNPCの方が目立つくらい。
敵の正体を暴く
敵の情報を1週間で集めると、マトリクスレベルが 0→1→2→3→Extra と上がっていき、宝具情報や設定が公開されます。世界中の実在だったり空想だったりの英雄を集めての、同じルール上でのバトルロイヤル、というのが Fate で、それは Extra も変わらず。どんな英霊なのかを色々想像しながら進めていきます。
マトリクスレベルがExになると、敵の攻撃が6個中3個くらい見え、戦いやすくなります。いや、Exにならないと基本的に勝てません(汗。
たまに、見た瞬間に絶望する相手もいたりします。某バーサーカーとか裏ボスとか。
味方の正体を暴く
違和感のあった所その1。
このゲームでは、敵の正体だけでなく、味方の正体も最初は分かりません。過去に悪名が立っていたなどで、信頼関係を築ける終盤になってようやく判明します。それまでは宝具も使えません。
ま、原作の Fate も序盤ではセイバーの正体が分からないわけですけれども。ただあちらはピンチになれば宝具と共に名前を明かすという選択肢があったのに対し、Extra では全滅しそうな辛い戦いでも封印なまま。各戦闘がそれぞれゲームオーバーに繋がっているのに、なぜにわざわざハンデ戦で挑みますかと(汗。そして宝具解禁後の終盤はそれまでより進行が楽になるという。普通序盤が楽で徐々に盛り上がるように厳しくなりません?(汗
ちなみに、うちのキャスターはクリア後もマトリクスレベルExになりませんでした(-・; どこかで選択肢を間違えたのかも... もう一周するのは面倒だから、後に設定資料集でも出ないかと期待。
令呪
あまりにも存在感が薄い(-・; 主人公にしても敵にしても、この切り札がもう少し使われる機会があっても、と。
キャラごとの違いが少ない
違和感のあった所その2にして、最大のもの。
なんだか、キャラが違ってもあまりに同じなのですよ。男主人公でも女主人公でも同じようなモノローグで、なんてきつい主人公だと思ったり。アリーナで敵に攻められた時の対応が、セイバーでもキャスターでも同じだったり。そして動きのあるはずの凛と静かなはずのラニも、とか。
あまりにどの選択肢でも同じすぎて、まるで一本道のシナリオがあってそこにキャラごとの細かな台詞回しの違いと戦闘だけが変わったかのような。小さくまとまりすぎていると言いますか、Fate 本編のように全く異なるシナリオに進んでも、と贅沢を思ってみました。
2周目に入らなければ気にならないとも、と身も蓋もなく。
奈須きのこさんの [竹箒] 日記で、誰を選ぶかの違いについて触れられています。
ラスボス
マスターは影が薄いですよね(-・; その分をサーヴァントが補強していました。
the fact
初回限定版のおまけ。
...この暗号は解けません(-・; 公式ブログのヒントでも無いと。
解いたとしてもクリア後にはあまり意味がとも。
タイガークエスト
藤ねえの依頼するアイテムをアリーナから持ち帰るもの。これをクリアするとマイルームにアクセサリーが追加されます。
そのアイテムは隠し通路のような特に難しい場所には隠れていません。期間限定にだけ注意。
そういえばダンジョン内には隠し通路があります。壁に突入できて、その先にはだいたいレアアイテムが。とあるコードキャストを使えばダンジョン踏破率100%にするのは簡単です。
最後に
なんだかんだ言いながらも、1周目のシナリオは普通に楽しめ、2周目のキャス狐で琥珀さん分を補給できて満足だったりします。
アーチャーは別の聖杯戦争で縁のあるキャラとの会話を楽しめるのかも。もう一周、どうしましょう(汗。