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hossy online - といぼっくす

ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


09/01

_ [同人ゲーム] 東方紅魔大迷宮

[BansheeSOFTWARE] がC78でリリースした作品思考型パズルゲーム、東方紅魔大迷宮を進めています。2010/3/31に感想を書いた東方紅魔迷宮 の続編です。

クリアはまだ先... というか前作同様クリアできないかもしれなくて、途中で感想エントリを書きます(汗)。一応、easyはエンディングまで、normalはAREA3で3面突破した所まで進めています。

基本ルール

全ての P、点アイテムを取ってゴールに入ればクリアです。Pアイテムを取るごとに、基本2回の攻撃ができます。1エリアが10面で構成され、うち7面をクリアした所で、割り箸劇と共に次のエリアが解禁。easy, normal とも全5エリアを突破するとエンディングです。このあたりの基本ルールは前作と変わりません。

今回も親切なチュートリアルが付いています。これを進めればマニュアル無しでも大丈夫。

合計のステージ数、前作はチュートリアル20面+本編50面+α。そして今作はチュートリアル30面+easy50面+normal50面+extra100面+α。2倍以上にボリュームアップしています。

easy: 魔理沙が主人公

前作と同じルールです。敵を攻撃すると陰陽玉の代わりにキノコになったりと見た目は少し変わります。

難易度は、前作のAREA3前で急に感じる高い壁を埋めたような感じ。アクション要素は控えめで、ゆっくり考えるとクリアできます。前作で苦戦した方も、このeasyなら大丈夫かもです。私はそれでもギリギリでしたが(汗)。

normal: 霊夢が主人公

前作から敵キャラが増えたり地形が増えたりと、より考えることが多くなったステージに挑みます。たとえば、ブロックを押せる咲夜さんなフランドールだったり、敵の弾を遮れないバリケードだったり。この画像はピチューンです。その追加ルールの説明のために、normalではeasyに加えて10面のチュートリアルがあります。チュートリアルと言っても解くのにけっこう考えます。多分。

難易度はおそらく前作以上なのでは。前作AREA3で咲夜さんの手を引くのに悩んだのが、チュートリアルに移って基本テクニック扱いになったり。

(AREA3でもう、半歩歩きすぎるとタイムロスで敵の復活時間に間に合わなくなって詰み、とかよくあります。どうしてこんな簡単な操作に失敗するのだろうと思いながら。上位エリアの攻略ってどうなっているのでしょう:汗)

ヒントと模範解答

今回全ステージに作者のヒントが付いています。画面右下のパチュリーをマウスでクリックすると教えて貰えます。スタッフBLOGのヒントを待たなくても手がかりが分かるのは嬉しいです。ま、これを見ただけでは解けなかったり、ヒント以前の所で詰まっている事を感じてうーんと思ったりもします。(汗)。

一度クリアしたステージは模範解答が見られます。難しく解いていたものが実はもっと簡単なルートがあったり、やっぱりこれしかないと思ったり。場合によっては作者の意図から外れていたり(normal2-4で逆の配置で解きました)。そういうのを見直してみるのも楽しめます。

最後に

前回のエントリで、エディット掲示板の過去ログを辿りにくいと書きましたが、全然そんな事はありません m(_ _)m

前作より難易度の幅も面の数も多く、前作を楽しんだ方も途中で止まっていた方も前作未経験者も楽しめる作品だと思いました。

もしクリアできたら追加エントリを書くつもりです。どうなることやら(汗)。


09/04

_ [同人ゲーム] 魔理沙と6つのキノコ ★回収

最初のマップ「魔法の森」で、赤星を全部集めてみました。そうすると左下に「World ★ complete!」の文字が。

それを見て、全ステージで回収してみました。称号獲得。難しい★を一部回収してセーブしてまた同じ面に入って、繰り返して少しずつ進めていくと、思ったよりも楽に達成できました。UFOステージとかたった1つの★を取るのが厳しい面とか、そんなに多くはありませんでした。

(各ステージの★を全て〜な画像は、終盤のボスのバレを防ぐため、その上側の称号を消しています。クリア前に達成したわけではありません。多分そういう進め方も可能だと思います)

公式blogに、★コンプリート後の要素を検討中との事。期待です。


09/09

_ [イベント] だらだらと 同人ゲームで あそぶ会

[永久る〜ぷ] のHeppokoさん主催のイベント [だらだらと 同人ゲームで あそぶ会] が、次の日曜日 2010/09/12に行われます。同人ゲームとノートPCを持ち寄って遊んだり、作成中のゲームを紹介したりできます。参加費は無料で、当日参加も可能。懇親会は有料で、9/11(土)の夜までに申込みが必要だそうです。詳細は公式サイトをどうぞ。

とても楽しそうなイベントで、参加できるならあさくら!の布教をしたいと思いつつ... 今回は残念ながらお休みします。良いイベントになることをお祈りします。


09/14

_ [商用ゲーム] 想定科学ADV STEINS;GATE

Xbox360で昨年話題性の高かったノベルゲーム [想定科学ADV STEINS;GATE] が、先月末にWindowsでもリリースされました。

周りの評価が高すぎていやーどうなんだろうと疑いながら、ゆっくりと進めていました。途中までは厨二病の主人公の発言の痛さにどうしようかと思いながら。

...はい、最終エンドを見て実感しました。これは確かにかなりの良作。

綺麗なレビューは [4Gamer.net - これは“神ゲー”かも。「ゲームで泣くとか(笑)」という人にこそお勧めしたい「Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)」レビュー] などいくつかあります。うちでも軽く書いてみます。主に攻略方面について。バレ成分は極力除きます。

概要

秋葉原を舞台としたSFもの。過去に干渉できる機械「電話レンジ(仮)」を手にした主人公、岡部倫太郎が、仲間(ラボメン: ラボラトリーメンバー)を救うために少しずつ過去を変え、より良い未来をたぐり寄せていきます。ループものと言うと、ひぐらし等いくつかのノベルゲームを進めている方にはぴんとくるかと。

特徴的なのが、フォーントリガーシステム。良くあるノベルゲームと違い、会話中に選択肢が出てくる事はありません。代わりに「メールが届きました」などの携帯電話を使える表示が出て、そこでメールに返信したり、電話に出たり、居留守したりという行動を選ぶ事でシナリオが分岐します。「能動的なアクション」を感じられるのが良いです。普通のシステムに比べメッセージスキップで選択肢を見落としそうにも感じられますが、携帯電話のアクションに意味がある所では止まって、些細なメールはそのまま飛ばしてと、そのあたりは2周目でもテンポ良く進められます。

エンディングは6つ。ギャルゲーのテンプレートに沿って、ラボメンの誰かに焦点を当てたものになります。うちいくつかは簡単にたどり着けます。うちいくつかは...

選択肢 もう少し (微バレ)

ヒロインからのメールを返すと、選択肢によってその人との次のメール内容に影響します。ルートを探したり、「まゆりからのコス作りを始めたきっかけに関するメールを読んだ」などのACHIEVEMENTを達成するために、他の人のメールの事は考えなくて大丈夫です。

一人のことしか考えなくて良いと言っても、そんなに難易度は易しくありません。選択肢の数が多いのと、あからさまに選んではいけないという選択肢がそうそうないものでして。メールを送ってみて、2日後くらいに期待通りの返答が無かったらリセット、という感じに。

ACHIEVEMENTがクリアのヒントになっています。なかなか先に進まないときには実績を埋めるのために各選択肢の分岐を書いていくと、そのうち仕掛けは分かると思います。その後は気合でリセットゲー。(もしかすると、ループもので主人公が感じる大変さの一部をプレイヤーにも味わって貰う、という意図なのかもしれません。)

というシステムなのに、ゲーム中のロードを何回か行うと強制終了するというのはかなり致命的ではないかと... 9/3公開のバージョン1.11でかなりマシになりましたけれども、それでも私の所では30分に1回くらい落ちています。

シナリオ等

中盤くらいまでは平和な世界の中で伏線が増えていき、とある事件が起こってからは伏線の回収と追加が同じくらい行われます。全ての謎が解き明かされるのは本当に終盤。Steins;Gateを手に入れた方は、シナリオ的なネタバレは無しで最後まで進むことをお勧めします。難しくて攻略サイトのお世話になる方もいるかと思いますが、その場合もうっかり先の展開を知りすぎないようにするのをお勧めです。

...ノベルゲーの魅力を、シナリオのネタバレ無しに伝えるのは難しくて、しかしネタバレすると魅力を削ぐという困ったことに。個人的には最後のエンド直前で評価がかなり化けた感じがしていまして、SFものが好きなら最後まで進めてきっと後悔しませんとしか言いようが(汗)。

キャラクターについて。絵柄や癖のある性格から最初はあまりと思っていたのですけれど、作品を進めていくとそれぞれのキャラクターがどんどん魅力的に感じてきます。特に印象が変わったのが、主人公。序盤はとても痛々しいと思っていたのに、いつの間にかその発言がカッコイイと思ってしまう所が。狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真を演じているときと、驚いた時などに素の岡部倫太郎に戻るときとのギャップも面白いです。主人公の音声が作品に良い色を添えています。個人的にはノベルゲーで主人公の音声が「ない方が良い」「あっても無くても良い」とあまり積極的に欲しいと感じる事は少ないのですけれど、シュタゲでは完全に一つの魅力要素になっていると思いました。

最後に

一度初期バージョンでエンディングを4つ埋めて、5つ目に挑戦しようとした所でパッチを当てたらセーブデータが飛んで(汗)、そこからやり直してまぁなんとか自力で達成率100%になりました。ふぅ。

正直、今の安定度だと自力で落ちバグを相手にしながら進めるよりは、攻略サイトで正解一本道の方が良い印象が得られるのではないかと思う所。勿体ないです。バグが取れるのを待つか、再度話題になった所でXbox360版を進めてみるかとか。Windows版の追加要素はXbox360版でもダウンロード販売予定だそうです。(Windows初回版のみのコスプレパッチは、どのシーンでも同じ衣装になるのがうーんという感じがしました)

シナリオがとても良い感じで、関連作のCHAOS;HEADも進めてみたいと思いました。いくつか作中に分からないネタがあって勿体ないと感じた物で、PSP版を早速ぽちっとなしてみました。零の軌跡が出るまでに進められるところまで進めようかと思います。

さて... ネタバレ感想をどうまとめよう(汗)。一つだけ。デモムービーで印象的なあの画像が、どうしてあんなに分かりにくいところに隠れているのでしょうか(-・;

関連Amazonリンク

Windows版Steins;Gateは品切れでした。入手が難しい間にバグが修正される事を祈ります(汗)。


09/23

_ [同人ゲーム] ソラ

[橙汁] のハイスピードシューティング、ソラ。入手から1ヶ月ほど経ち、ようやく満足する所まで進められました。

簡単な紹介

スグリ直系のシューティングゲーム。全7面+チュートリアル1面です。1面ずつ進められるStoryモードと、全部の面を一気に進めるArcadeモードがあります。

特徴的なのがダッシュ。発光する攻撃の多くをダメージ無しにすり抜けることが出来ます。萃夢想や緋想天のような感じ。更にダッシュ中にはハイパーゲージが上がり、これを使って一気にハイパーアタック(ボム)で敵を倒せます。ただし万能ではなく、ダッシュを多用するとヒート値が上がり、一発喰らったときの被ダメージが大幅に上がります。また高速操作が難しく、うっかり実弾系の攻撃に衝突してしまうことも。要所要所で使っていくのが攻略のコツになります。

3つの攻撃ボタンに対応する、3つの武器を登録できます。だいたい、Mainは火力が低い代わりに使い勝手の高い武器、Subは火力が高く連射性に難のある武器、Specialは近接攻撃などの特徴的な武器となっています。面をクリアしたり、何度かゲームオーバーになったりすると、武器が追加されていきます。と言っても初期武器も十分強くて安心。

画面の綺麗さ、演出とも、スグリに比べてかなり強化されていると思います。ボーカルの使い所が巧いな、と。

面ごとに相性の良い武器が変わってきます。たとえば多数の軟らかい敵が現れる面だと広範囲武器だったり、ガードが厳しいボスだと貫通攻撃だったり。敵の出現場所を覚えて、適切な武器を選んで挑むと、Storyモードは徐々にパターン化できクリアが見えてくると思います。武器変更できない Arcadeは... 頑張ってください(汗)。

2面まで進められる体験版が公開されています。

ダッシュキャンセル

easyをクリアして、normalに挑むあたりでようやく気付いた事。ソラってダッシュキャンセルが基本だと。チュートリアルで紹介されていたはずですが(汗)。

武器での攻撃後、多くは硬直が発生します。その間に敵弾を喰らうということが良くあります。この硬直をダッシュでキャンセルできます。これにより、弾を撃った後すぐに避けたり、硬直があるより多くの弾を撃てたりできます。

そしてなにより凄いのが、一部の武器ではダッシュキャンセルのペナルティーが殆ど無いこと。ヒート値も上がらない。武器ボタンとダッシュボタンを適当に連打するだけで、「思った方向に移動しながら、弾を通常より多く撃ち、一部敵弾を回避」という夢のような展開になります。特に BAZOOKA と ARTILLERY には今後修正が入るのではないかと思うくらい酷い性能に(汗)。

ダッシュとダッシュキャンセルは、ソラの爽快感にかなり繋がっていると思います。

クリア状況

story は hard を突破、arcade は normal まで。リプレイ normal arcade + hard 6面を置いておきます。normal 5ボスと6ボスは危なっかしいにも程があるのですけれど、一応抜けられたという事で。ARTILLERY 無しだと1ランク下の突破も怪しいと思います(汗)。

normal 6面で、1周5分くらいを多分3時間以上繰り返したような。やる気のなくなる程度のレーザー 2種類の状態異常の炎攻撃がなんとも。でもここでパターン化できたから hard もなんとかなったと前向きに。

最後に

ちょっと欲張った感想だと、Specialモードがないのが少し物足りない気がします。SPヒメのカリスマっぷりに比べると、今回のラスボスはそこまでではない印象で。今回もパッチが出て強化されれば良いなと思います。 ...ま、自分では倒せなくてリプレイ鑑賞になるでしょうけれど(汗)。

リプレイと言えば、ソラ一段落後に [橙汁ファンサイト] のリプレイをいくつか見てみました。この武器って強かったんだとか色々と。

スグリが名作で、その関連作品となると入手前から期待が高かったです。そしてその通りに、一部は期待以上に楽しめました。