06/26
_ [音楽] 歌で音を外さない方法
2週間前のjubeat日記で歌ってみたいというのを書きました。その後も少しずつ練習していて、今 Twitter のつぶやきの大半が歌関係になっています。多分区切りの付く8月頃まではこのような感じが続くかと。
さて、歌ってみたいと言ってもどこから手を付けて良いのか。カラオケに行って自動採点なんてあると、だいたい他の方々より低いスコアになってああ音痴という人でして(汗。
そこで音痴に聞こえない方法について考えてみました。
音を外さない
これが全てとも。リズムに合って正しい音が出ていれば、巧いとはいかなくても音痴にはならないはずです。(抑揚とかビブラートとかの技法はここでは無視で)
……なのですが、カラオケに行くと失敗する私。そこでもう一段階掘り下げてみました。
- 曲を覚えていて (準備)
- その通りに声を出す (実戦)
曲を覚えている
曲を正確に覚えていない事による、ありがちな失敗例がこちら。
- 音が全く分からなくて固まってしまう
- サビだけ分かってもメロディー部をすっかり忘れている
- TVサイズで覚えていて終盤のCメロがさっぱり
- 音程が違う
- 間違って脳内補完してしまっている
- 1番と2番で微妙に違っている事に気付いていない
- 音程は正しいけれど言葉がずれている
- メロディーラインだけ覚えていても、カラオケ字幕だけで対応関係推測は難しいとか
- 特に1音がカナ1文字に対応しない英語がさっぱり
これら、どれも「曲を正確に覚えれば」解決します。メロディー・歌詞を含めて。
音楽が好きな方なら音楽番組やCDを繰り返し聞いていれば勝手に覚えるのかもしれません。私は無理ですから(汗)、歌いたい曲を何十回も聴いてみたり、音楽を流しながら後ろについて口ずさんでみたり。
覚える曲は、歌う機会がある数曲に絞って十分だと思います。私の場合、カラオケって普段年に1回もいくかどうかで、回ってくる順番も限られているからと、本当に少しだけで。 ……機会が多かったり、TPOを気にする方はもっとたくさん。
意外と怖いのが脳内補完。自分で声を出していても気付かなくて、聴いている人にはあれれれと。カラオケの採点機能で残念なことに。たぶん音楽を聴くときに聞き流すのではなく歌うつもりになっていると、ある程度は抑えられるのではと。多分。
曲の通りに声を出す
曲を覚える方は数を絞ればきっとそんなに大変でないのですが、こちらは本格的に対処するならボイストレーニングの世界で長期戦入りに。特に選曲次第では。
やはり失敗例から。
- 大きく音程がずれている/全く出ない
- 出せない声を出そうとしている (高すぎる/低すぎる)
- 小さな声なら出せるつもりで選曲して、でもその高さはカラオケの声量だと出ない
- 小さく音程がずれている
- 半音・それ未満の小さなずれが続いている
- 粉雪の最後の音に届いていると勘違い
- 同じ音を長く出し続けている (ロングトーン) はずが少しずつ下がっている
- その他の技術が足りない
- 初音ミクの消失やスキャットマンは普通の人は舌が回りません
まず最初。男性が練習無しに女性ボーカル曲を歌おうとするとはまります(汗。自分のレベルだとどこまで歌えるのかというのを事前に調べておくと安心。音の高さについては次のエントリを。
少し音程がずれる事。私の場合、耳コピソフトで「ちゃんと歌えていれば声から音程を調べられます」というものを試しても、ドのつもりでC, C#の間をうろうろすることがあって全然耳コピできなかったり。声帯という楽器はバイオリンのように音の高さを無段階に変えられるように作られていて、お陰で正確な音を出すという一見当たり前の事も意外と高難度。これも練習しかないと思います。(どこかに、この微妙な音程の狂いを指摘するような音痴矯正ソフトが転がっていないものやら)
最後については少し毛色が異なるためここでは触れず。練習しましょうと。
最近読んでいるボイストレーニングについてのブログ [鳥は歌う] の中のエントリー [「音感を鍛える」ために私がやってきたこと] が、ずっと丁寧に分かりやすくまとめられています。他のエントリーもとても詳しくてお勧めです。
最後に
歌の練習にヒトカラ (一人カラオケ) が良いかもと、最近はまっています。1時間200円〜1000円くらいで思う存分声を出せて、採点機能を使うと大まかにですけれど音がずれているか分かります。本番前にリハーサルは大事。
このエントリをまとめると「覚えましょう」「練習しましょう」の2点。どちらもある程度の所までは地道な準備です。さらに後者は長期戦。でも、ある程度歌えるようになるときっと練習も楽しくなってくるのではないかと。そうなると良いなと(汗。