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hossy online - といぼっくす

ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


05/28

_ [東方] 例大祭お疲れ様でした 兼 気になったこと

雨の中 博麗神社例大祭 に参加された方、大変お疲れ様でした。

えーと、今回のイベントはかなり難度が高かったと思います。今までの例大祭がnormal〜hardの中間くらいにおさまっていたとすると、今回はhard〜lunaticの中間、みたいな。スタッフさんの事前準備や、神主の雨合羽推奨なエントリなどが無ければ完全なlunatic突入に... ぎりぎり難易度を人間レベルまで下げられていたという感じでした。

概況

時刻は記憶に伴う物でかなり適当です。

  • 6:00頃: りんかい線始発で会場入り。このあたりでは平和でした。雨も小雨で、コミケより平和なんじゃないかという甘い見通し
  • 9:30頃: 土砂降り
  • 9:55頃: 入場開始
  • 10:00頃: 会場内空気薄いねー
  • 10:30頃: そろそろ会場内が動きにくくなる。島中の行列発生多くない?
  • 11:00頃: というか密度おかしくない? コミケの東方島の密度が西4ホールの半分くらい占めていない?
  • 11:30頃: 会場内密度がlunatic間際
  • 12:30頃: 上海アリス頒布終了
  • 13:00頃: 黄昏フロンティア頒布終了
  • 13:30頃: やっと島中を普通に歩けるようになった。けれどもう頒布完了は多め
  • 14:30頃: 30分イベント延長アナウンス 兼 入場制限撤廃
  • 15:30頃: お疲れ様でしたー

8時頃に会場に着いた方は地霊殿を入手できたようです。それ以降のことは良く分かりません。

会場の広さのこと

いったい何人来たのでしょう? 会場内で噂になっていた数字は2万〜5万。ビッグサイト全館を使うコミケットで1日せいぜい20万人程度だと思うと、最小見積もり値でもあれーという感じが。西4って東1より狭いわけで。

ずっと入場制限が行われていたのは、西4ホールのキャパシティを完全に上回っていたためでしょう。11時頃の島中の密度からすると、それ以上詰め込むともう事故が目の前に見えるわけでして(汗)。一旦会場の外に出ると再入場できないという措置が執られていたのも、早く待機列の方を会場に入れるためのやむを得ない処理だったのかと思います。

では、例大祭会場が西4で狭かったかというと... 正直それは酷だと思います。

まず、前回までのサンシャインに比べると、今回でも倍くらい入るようになったこと。東方ジャンルが拡大中とはいっても、1年前から更にここまで拡大するとはと。ニコニコ動画効果があったらしいですけれど、良く分かりません。本当にそれだけなのかしらと。

次に、保険をかけてもっと会場を広く確保しようにも、ビッグサイトの会場レンタル費用 は洒落にならないこと。以前お花見会な交流イベントを企画していた時にネタで会場レンタル費用を見ていて、ちょ、1部屋300万円ってなんですかみたいな。どうやったら何部屋も(汗汗)。

そして、会場が広くなると必然的にスタッフの人数を増やす必要が出てくること。ボランティアで動いているスタッフさんで、これ以上... 今回やばそうだなーと思った方は、是非この機会に立候補していただけますととか言ってみたり。

最後に、なにげに会場が広くなっても大手サークルの列が進むペースは変わらないはずということ。上海列に2時間並ぶのが4時間並ぶことになるだけかもしれません。それに搬入数だって限界があるわけですし。結局会場全体を見切れないという事に。ま、コミケがそうといえばそうか(-・;

次回どうするのか、というか次回のイベントにも挑戦いただけるのか(汗)、今後の社務所の動きに注目です。今回で各所から叩かれて終了、という事にはどうかならないで欲しいと思いつつ。事実確認とまとめのエントリに期待。

天気のこと

難易度上昇に拍車をかけたと言われる雨天ですが... 早朝組を少しでも抑えて、会場に一応14:30には全員入れる体制になったという意味では良かったのかしら、とも。これで始発組直後から入場制限発動だとすると本気でlunatic。

神主やその他有志の方がかっぱ持ち込みを推奨していました。会場外で装備されている方をけっこう見かけて、なんだか幸せに。コミケで永夜抄リリース時の悲劇を体感されている方はともかくとして、例大祭カタログに目立つように傘禁止と書いていない以上、今回くらいで仕方なかったのかなぁと。確かに例大祭では雨は初めてでした。

カタログのこと

カタログに載っていることは全部目を通しておいてと言われていても、名古屋の同人ショップで見た限りではわりと早くに完売していたような、うーん。当日持ってこなかった方にペナルティーに類したことが行われていても、うーん。で、カタログの発行部数がというのは、会場の広さの関係で一定数以上は出せないと。なんだか堂々巡り(汗)。

も、今回は(今回も?)開幕前から大変なことが予測できたのかな、という(汗)。気付いたり、気付いた人が事前に注意喚起すれば、もう少しはマシになったのかなと。

そんな中でも、特に気になったことを以下に挙げてみます。ここまでは「簡単には避けられなかった」前置きで、ここからが「一人一人がもう少し注意すれば」という本題。ああ、なんて長い前書き。

一般参加者で気になったこと

みょんな事があって、上海アリスさんの列で今回少しだけお手伝いさせていただきました。一番の修羅場は抜けていた頃で、正直猫の手ほどの役に立っていたかもわからないのですが自分の反省は棚にあげておいて(-・; 列がスムーズに流れない事がいくつかあって、それを紹介なんてしてみる。

売り子さんが神主を含め3人いて、そこに横3列体制で縦2人ずつ会場内に流していく、いわゆるショットガン対応... のお手伝い。1部限定300円ぽっきりで、スムーズにいくと一人数秒、並行処理で更にスムーズなはず... なのに、横3列が同じ速度で流れずによく止まったり、下手をすると列が崩れたり。そんな事例を。

例えば、縦2列しか動かないようにしているのに、無理して3列進もうとしたり。いや、そこまで来たら無理しなくてもゲットできますって(汗)。子供さん連れで仕方がないという事もあったかも。一旦列が崩れると直すのが大変だったり、一カ所の売り子さんだけ1人増えるとそれだけで全体では3人分相当遅くなるとか。

例えば、300円をその場で用意したり。事前にご用意いただけますと(汗)。

と、このあたりは事前アナウンスといった準備不足もあるものの、ご協力いただけると助かったかな、なんて思ったわけです。

会場内の人密度と荷物等については... あの密度で事故らしい事故が起こらなかったことはむしろ奇跡的なのかも。

今回大変だったりとかうっかり迷惑をかけてしまったかもと思われた方は、是非ともここで一気に経験値を積んでレベルが上がったということで、次回からは他の参加者さんに優しい対応をよろしくお願いします(汗)。同人イベントは参加者全員の善意により成り立っています。崩そうと思ったら簡単に崩せる、本当に危ない橋を渡っているような。そんな感じで。

よく新しくイベントに参加される方のマナーに対して、お客様化と言われることがあります。最初から同人イベントばりばりな意識の方は相当珍しいと思いまして(汗)、例大祭みたいにイベント初参加な方がいる場合にはある程度は仕方がないかなぁと。でも二回目以降はそういうマナーがあると知って行動いただけますと。よろしくお願いします。

スタッフで気になったこと

歴戦の猛者が参戦しているとはいっても、コミケに対してはおそらく人数不足... これはもうどうしようもなくて、今回困った気合溢れる方がイベントスタッフに立候補しないかと本気で期待するわけですが(楽観視)、それを差し引いてもやっぱり気になったこと。

現状把握について。混乱を察知していれば事前にもっとできることはあったのでは、と。イベント開始・終了時間延長がその場でアナウンスがあるよりはもっと前にとか。終了時間をその場で延長したのも十分英断だとは思いますけれども、その場だと準備ができていない方も多いわけで。持ってくる部数を増やすとかいろいろ(汗)。それに伴って、トラックがもともと予定していた場所に入れなかったり、荷物を集める場所が変わったりといろいろあった模様。これは理由が違うかも。

上海と黄昏という最大手2つをシャッターの同じ側に配置していたために、黄昏列が動いている間に上海列を流せなくて列進行ペースが体感2割引くらいになったとかも、列の作られ方を事前シミュレーションしていれば配置変更とか他の方法に行き着いたのではないかしら、とか。合同列かどうかで迷っていたらしいですけれども。

...もっと現状把握できなくてお手伝いさん失格な人にそんな事を言う資格は、なんて orz

最後に

多くの方にとって色々考えさせられるところのあるイベントだったかと思いますが、是非とも次がありますようにとお祈りしつつ締めさせていただきます。

_ [東方] 例大祭の個人的なこと

暗いお話はこれくらいにして、なんだかんだ楽しんでいた人がここに。

上海・黄昏頒布終了後にシャッター前通路に立ち止まる方に「ここでは立ち止まらないで下さい」と声をかけたり、段ボールを捨てる場所や宅配便の場所をアナウンスする上海・黄昏関係者。スタッフとサークルの境界が曖昧な一コマでした。ま、イベントは全員参加者ということで。これはこれで楽しいお祭り。

シャッター前というと、そこで気温や酸素濃度の壁ができているのも面白かったかも。人工エアシャッター。即売会以外でこんな事は知りません。

いくつかのサークルさんに挨拶できました。15時頃で頒布終了しているサークルさんもわりとブースに残っていて、雑談できたり。同人の面白いところの一つは、製作している方にわりと気軽に話しかけられること。14時半からのフリー入場な方も、作品はゲットできなくてもそれだけならできたのではと。大抵の作品は同人ショップでもゲットできて、地霊殿の体験版もそのうちWEBで公開されるとなると、ここでは作品を手に入れる以外の楽しみ方でも、みたいな。イベントの惨状をネタにするのも一つの楽しみ方(マテ)。

すし〜さんへっぽこ先生とお話できただけで、今回のイベントは私にとって満足度100%という感じです、わーい。

遠方から来る方も多いからと、後に飲み会が行われるケースもあったりとか。イベントなんて所詮きっかけと割り切ったり。

そしてはちくまの新作を、イベント終了後にマニュアル協力費名義で一つ拝借したり。依頼はもう少し早くお願いします、その時期は他のサークルさんはきっとマスターアップ後です! あえていつかは言いませんがタイムスタンプから察して下さい(駄)。ま、とある事情で力尽きていて即日対応でもなかったですけれど。これはこれで反省点。

そんなこんなで無事手に入れられた作品の一部については、後ほど紹介できると良いかなと。

さて、こんなエントリを4時間近くだらだら書いたところで、そろそろ地霊殿のインストールでも。いくつかのサイトがネタバレを始めていて見に行けないのが困っています(汗)。