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hossy online - といぼっくす

ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


06/11

_ [買い物] Fitbit Charge HR

引っ越しをきっかけに色々なものを購入しています。そのうちの一つ、[Fitbit Charge HR]。リストバンド型の万歩計+心拍計です。

4日間だけの使用で気づいていないところが多いかと思いますが、印象的なところも多く、前まで使っていた [Jawbone UP24] と比べての感想を書いてみます。[Apple Watch], [Jawbone UP 3], [Microsoft Band] も気になるところですが、持っていませんからこれだけで。

◎ 心拍数の可視化が面白い

寝ているときは心拍数が低い値で張り付いていて、急に山が高くなっている = 自転車に乗っているときに体に負荷がかかっていることが分かります。健康診断で血圧のついでに測る心拍数と違い、24時間通しで見ると色々分かることが。この時間帯にサボっているとかも(-・;

心拍数を測るのに手間・体への負担ともにほとんどかからないというのが嬉しいです。血圧計は勿論面倒ですし、運動中に心拍数を測るためだけにアクセサリーを身につけるのもやっぱり面倒。光学式での計測で付けっぱなしでも全然疲れません。

◎ 睡眠を勝手に計測、ボタン押し忘れのストレスからさようなら

寝ている間に心拍数が低い値ということは、ここから睡眠時間がかなり分かります。万歩計の振動だと1時間くらい椅子に座っているのと寝ているのとあまり区別が付かなくて、Jawbone UP ではあとから睡眠時間をちゃんと入れていたかどうか、定期的に見直す必要がありました。ほんと楽。このあたり、ルンバをほとんど面倒を見なくて良くて気軽なのと似た感じです。

○ 歩数と階段相当

万歩計のほか、高度計もついていて、階段をどれだけ登った相当の運動をしたかが分かります。3mで1階分 になります。

えっと、最初の目標値は一日10階分なのですけれど、通勤時の自転車のアップダウンだけで20階分達成というズルをしている人がここにいます(-・;

○ WEBが充実、データの再利用性

心拍数のグラフは www.fitbit.com そのままです。専用アプリケーションでもWEBでも見られます。

そして、地味に嬉しいCSV, XLSエクスポート機能。一日単位のデータで良ければローカルに落として別の用途に使えます。嬉しいです。体重計 [TANITA RD-900] のデータ管理サイト [HealthPlanet] は使いにくくてエクスポート機能もなくてうーん、というのを思っていまして……。ま、Fitbit Charge HR は RD-900 体重計の倍のお値段ですから、とも。

Jawbone Up と違い Apple HealthKit に対応しない方針なのは個人的には痛いです。iPhoneヘルスケアアプリ上で体重など他のデータもまとめて見られればと思うのですけれど。

× 上手に起こしてくれない

Jawbone Upはトリプルクリックでのパワーナップ(30分ほど仮眠)機能がとても便利でした。また、朝目覚ましをセットしたときに、時間丁度ではなく眠りが浅いところで振動で起こしてくれるのも重宝していました。

Fitbit Charge HRは、時間丁度に振動すること、ちょっと仮眠をとりたい時にもアプリを起動してアラーム時間をbluetooth通信してという手順が必要です。手間。

まあこれは、Fitbitが良くないと言うよりは、Jawboneが強力すぎるという方でしょう。

ちなみにbluetoothで携帯とやりとりできるのは、必須と言っても良いかも。ケーブルを繋ぐのは面倒すぎて、1日1回同期すればいいくらいになってしまいます。初代Jawbone UPには戻れません。

△ 充電頻度 週に2回ほど

最大5日間バッテリーが持ちます。毎日充電が必要なApple Watchに比べるとずっと付けっぱなしできますが、電池切れしないためには3~4日程度での充電が必要になります。そして、ケーブルを繋ぐのがちょっと面倒。

このあたり、Jawbone UP24が2週間持つというのはやっぱり便利だったのだなと。

○ 付けていてあまり痛くない

Jawbone を良く言ってばかりだから逆のことを。Jawbone UP24 まではバンドが腕をクリップで留めるような感じで、細かなサイズ調整ができず、私の場合は Sだと少し小さいしMだと大きすぎるしどうすれば良いの、という感じでした。Fitbit Charge HR は腕時計のようにベルトに穴が開いていて、好きな場所で止められます。光学センサーなどが詰まっている平らな面が若干固く違和感がありますが、これは仕方ないかなと。

サイズは [Fitbit Charge HR について] にあります。だいたい、Fitbit S = UP S、Fitbit L = UP M, L に対応。私の場合、Sサイズで一番広めにするのが丁度良い感じです。

ちなみにJawbone UPも UP3以降のモデルではサイズを細かく設定できるようです。

普通の腕時計みたいなバンドになると、外しにくくなった、というのはあります。まあでも1日1回外すかどうかなら気になりません。付け心地の方が大事。

- 時計や心拍数表示

Jawbone UPと違い、表示する場所があります。ちょっと時刻を知りたいときに見られるのは便利。

ただし、普段は省電力のためか文字が見えず、表示するためにはバンドの左側のボタンを押す、または画面をダブルタップすることになります。ボタンが押しにくい場所で、ダブルタップの反応が良くなく、正直時刻ならこれよりも胸ポケットにある携帯を取り出した方が素速く確認できたり。

最後に

で、活動計ってどうなの? 何が嬉しいの? というわりと根本的な話。

正直まだ、アーリーアダプター向けではないかなと思います。歩数や運動強度を記録して健康管理に使えます嬉しいですと言っても、それに2万円分の価値を見いだして買ってみようとはなかなかならないのではと(-・; こ医療とか特定の場所では使われるかもしれなくても、一般の人が身につけるようになるのかなと。

たぶん、活動計が広まるとすれば、Apple Watchのように何かを買ったついでで健康管理もできるようになった、という頃かなと。携帯電話のカメラが充実してきて、携帯にたまたま付いていたGPSとセットで使われるとどこで撮った写真かも分かるようになって、そのうち高画質なカメラでもGPSがないと不便じゃない? みたいなことが起きたように。携帯電話みたいにみんながスマートウォッチを使う ……なんだかまだ先の話のような。便利でも電池が持たないと始まらないとか、課題がいろいろあります。まあでも、iPhone 3GS, 4 から急にスマートフォンが増えてきたように、急にスマートウォッチな人が増えるということもあるのかも。

そして、見える物がこのように生データすぎると使い方が難しいかもと。私には、心拍数が増えているときは自転車に乗っているときや外出しているとき、というくらいしか分かりません(-・; サーバー側で流行りの機械学習で分析して、このデータな人はこういう傾向がありますよという傾向を伝えるとか、バッジ以上にゲーム感覚のものを出すとか、そのあたりがあると良いのかなと。まだ1週間も使っていなくて、もしかするとそういうのもあるかもしれません。

しばらく使い続けようと思います。Jawbone UPは6ヶ月前後で故障を3回繰り返していて、今度は1年くらいは持って欲しいところです(汗。