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hossy online - といぼっくす

ゲームの感想日記、たまにIT・プログラミングの話


09/30

_ [ひとりごと] 2013淡路島ロングライド150レポ

一週間遅れになりましたが [2013淡路島ロングライド150] のことを。

記号AS名累積距離区間距離制限時刻到着時刻
-スタート0km-7:005:45
A洲本港28.5km28.5km8:508:00
B59.1km30.6km10:4510:05
Cうずしお79.9km20.8km12:1012:00
D多賀の浜115.4km35.5km14:3514:15
-フィニッシュ144.6km29.2km16:0016:10

昨年の様子: [2012/10/18 2012淡路島ロングライド150簡易レポ]

準備?

このイベントに参加する中では、たぶん気合の入り具合が少ない人でした。

小回りの欲しい街乗り特化で、高速・長距離走行には不向きなミニベロを持ち込み。下り坂でも 35km/h 以上を出すのが怖くて、がんがん抜かされます、とか。

今年もビンディングペダルを使っていなくて体力消費が怪しいです、とか。

なにより、うっかり2ヶ月前に右足の肉離れを起こしてしばらく自転車で長い距離を走っていませんでした、とか。とくに足に負担がかかる登り坂経験値が少なめ。

まぁ、10%くらいの坂なら 4~8km/h 程度であまり体力を使わずに安定して登れるから、クリアだけならなんとかなるかなと油断していました。あとからこの甘さに気付かされるのですががが。

コース

公式ガイドより。緑が0~200mの高低差を、赤がエイドステーション=休憩所を表すもの。去年との違いは主に2つ。

  • 最初の休憩所「洲本港エイドステーション」直後の坂がなくなっている
  • 3つ目の休憩所が慶野松原からうずしおASにかなり前倒し

特に後半が嬉しい改善。前回3つ目と4つ目の間がずっと平らで短く、どちらかはさらっと飛ばしていいかもという感じでした。代わりに3つ目のエイドステーションまでの坂ラッシュが大変でした。今回は坂ラッシュの途中で一休みできるようにないました。

前日

新幹線と [淡路ジェノバライン] を使って会場入り。今回は新幹線2名と、現地で待ち合わせた1名と一緒に走りました。いや、走ろうとしていました。

受付時に頂いたもの。玉ねぎ3個、[グリコ パワープロダクション] CCDドリンク、[パールイズミ] の淡路島イベント名入りの謎のグッズ。えーと、これ、どう使うのでしょうか(-・;

昨年のロングライドの時に買ったオールシーズン用のウェアーを持って行きました。けれど今年は1ヶ月前の開催で気温が高く、ちょっとこの長袖は大変かなと。そこでまた会場でウェアー購入。うん、なんだか毎年同じことをしています(-・;

[ウェスティンホテル淡路] でぐっすりと。ここ、ちょっとお値段はかかるのですが、スタート地点すぐそばという高立地で、万全の体調でイベントに臨みたい方にはお勧めです。

ホテル近くの [東浦ターミナルパーク] に今年5月にできたレンタサイクル店 [自転車道の駅あわじ] で、一緒に走る方とまったりしていました。

当日 スタートまで

ホテルで軽く食べて出発。イベント時には4時半に朝食を出してくれるというのが嬉しいです。

昨年と同じ10組で、5:45ごろに到着し、6:30スタート。昨年は待っている間暗かったですが、今年は1ヶ月前開催ということで明るくなっていました。待っている途中に見えた日の出が綺麗。

気になる痛車やユニフォーム。[GOODSMILERACING] の初音ミクなウェアーを着ている方がちらほら。けれどそんなに目立つほどの数ではありませんでした。

第一エイドステーション 洲本港まで

審判について25~30km/h程度のペース。休憩や坂道もすべて含めると15km/hをキープすれば良いくらいですから、平坦な道でこれならあまり速くなく安定ペース ……一緒に走った初参加な方にはオーバーペース気味だったようで(汗)。多少周りの方に抜かされても、自分のペースで体力をキープしたままの方がクリアしやすいのですよね。失敗。

昨年はこの中盤で大渋滞がありましたが、今年はスムーズに休憩地点まで進むことができました。改善されているのだなぁと。

昨年売り切れていた豚汁を今回はエイドステーションでゲット。クイーンな方と一緒に写真に映ることができ満足です。

第二エイドステーション 灘まで

たくさんの坂道がある難所。後ろのほうを走っていたからか、ここで歩いている方がちらほらと見えました。事故っぽい場面もちらほら。

歩いたほうがいいのかどうか。スタッフさんは歩かないほうがいいですよと声をかけながら進んでいました。まぁ確かに体力の消耗具合を考えると一番ギアを軽くして登ったほうが楽なわけですが、頭で分かっていても体が動かないというのはよくある話。淡路島は坂が多いから、完走だけ目指すなら速度重視より安定性重視で軽いギアの方がいいのかもと。

こちらは声をかけながら、歩く方と同じくらいで自転車に乗っていて ……ふつう10km/h程度で登った後に休憩したほうが良かったとあとから思いました。地味に体力を削られました(汗)。

下り坂を交通規制していて、車とすれ違わないようになっています。ありがたいです。これらやエイドステーションの運営、声掛けしてくださるボランティアの方々のことから、エイドステーションのタイムオーバーが設定されているのでしょうと。

休憩所で日刊スポーツの方に声をかけられて、パワープロダクションを持った写真を撮られました。写真写りが良くない人ですから、たぶんボツでしょう。たぶん。

第三エイドステーション うずしおまで

このあたりから、ゆっくり走りすぎていたツケがやってきて時間がギリギリに。灘までで一番高い山は超えているとは言え、その後も細かな坂はあってなかなかペースが上がりません。

一度ペースが落ちると、エイドステーションでゆっくり休憩ができず、体力も血糖値も失われるという負のスパイラル状態。ここで休憩が10分だけになって昼食がピンチ。一緒に走っていた友人からパンとパワープロダクションを頂いて、それを次のエイドステーションまでの道中でいただくことになりました。

えーと、休憩所でパズドラしている人がいたら、なんて出発前の日記に書いていた人がいますが、そんな余裕はかけらもありませんでした。写真もほとんど取れずでした。

第四エイドステーション うずしおまで

一緒に走っていると自分のゴールがやばいと思い、それぞれ別行動することに(汗)。お互いスキルの余裕が不足していたのかなと、はぁ。

ここで25km/h強にペースを上げて、坂道も歩いている方々を無視して飛ばし気味にしたところ、第三エイドで食事を取っていなかったツケがやってきて急に気持ち悪く。あわわわ。ウェアーの後ろにツッコんでいたパワープロダクションを飲んで元気になりましたが、これをもらっていなければどうなっていたことか。無料提供してくれたスポンサーのグリコに感謝感謝でした。そしてウイダーinゼリーっぽいと言ってしまってごめんなさい(汗汗)。

このコースは序盤以外はずっと平坦ですが、だからずっと走りやすいというわけではなく、波が車道にまで襲ってくるところはスリップが怖かったです。それに塩水は自転車に良くないです。

今度のエイドステーションでは前回の反省を活かしてゆっくり休憩。一旦離れた同行者と無事合流して、最後のコースへ。

審判の方がこのエイドステーションで、普段自転車に乗り慣れていない方はここまでは走れても最後で溜まっている疲れが襲ってきてキツイかもということを話されていました。

ゴールまで

最後は少し坂があるだけで難所は全くないと思っていた去年。しかし時間ギリギリに出発すると、30kmを1.5時間で進まないと間に合わない計算に。体力が失われている時に登り坂含めてこれって、わりと危険なのでは(汗)。

今回もちょっと飛ばし気味で、なんとか時間内にゴールできるペースで進んでいました。進んでいましたが……。

まさか最後に信号待ち渋滞な罠があるとは(汗)。ここで20分くらい喰われて、制限時間内のゴールにはなりませんでしたorz ギリギリ狙いは1つのトラブルで落ちてしまうからできるだけ避けましょうというのは、イベントに限らない話です、はぃ。

ま、それでもおまけで完走証は受け取ることができました。どうやら安全上の確認が取れた最後尾まで大丈夫だったとのこと。一緒に走った3人とも別行動にはなりましたがクリアできて満足。

今年も良い声をした司会者に名前を読み上げていただいてなんだか嬉しい気分。自転車側のゼッケンについたICタグで、誰がどのエイドステーションを通過していてゴール間際かも分かるようになっているようで。うまいシステムです。

ところで、最後の方がクロックスを履いていたように見えたのは、えーと、装備的に大変だったのでは(-・; 背中に荷物を背負っている方とかもいて、わりとクリアだけで満足した人にとっては凄いなぁと。

[第33代クイーン淡路のfacebook] によると、一番早い方は 11:22 ゴールだったとのこと。坂道があるのに6時間弱で150km。いったいどうなっているので(汗。

[淡路島テレビジョンの2013淡路島ロングライド150記事] によると、1974名が参加して、ゴールが1872名、完走率94.8% とのことです。怪我や自転車のトラブルがあるとそのあたりになるのでしょう。

翌日以降

自転車を走ることでの大きな怪我はありませんでした。弱っていた右足の膝に多少痛みは出ましたが、歩ける程度には普通で。

意外とダメージを受けたのが、新しいウェアーに変えたことでの日焼け。普段長ズボンで日光に慣れていないところが、一日中こんがりと日にあたったもので、まるで水着のあとのようにくっきりと。とくに海側で日光の照り返しを受けた左足が赤くなり、2日くらいはヒリヒリしていました。日焼け止め、大事。

そして普段どおり食べてもお腹が減って減って(汗)。たぶん今回のようなイベントがあったときにもっと安定するようにと、体がカロリーを欲しているのだろうなと。しばらく同様のイベントには参加予定がなくて、このまま食べると危ない気が。

最後に

淡路島全体が協力しているような感じのある、満足度の高いイベントでした。2000人の枠が、受付開始直後に半数、1ヶ月前に予約枠が埋まってしまうのも納得な感じ。イベントに関わった色々な方にありがとうございました。

経験が少なくてもクリアできるようになっている、とは言っても、次回参加するならもう少し余裕を持ちたいなと思いました(汗)。アップダウンのない道で短距離ツーキニストしているだけだと、長距離坂道な体力は付きません、と。